※UE5.7
Niagara(エミッター)には、パーティクルのスポーン位置をオフセットする機能「Position Offset」があり、チェックを入れるとPosition Offset Coordinate Space(以下POCS)が選択できるようになる。

POCSをLocalにすると、Position Offsetで入力した座標がNiagaraに紐づく親の移動・回転に付いてきてくれる。ただし、回転に付いてきてくれるのはあくまでもパーティクルの発生源だけであり、パーティクル自身の回転は親に付いていかない。これについて下記で解説する。
例えば、以下のように弾メッシュ(細長い半球の形状)に風切りパーティクル(白い半球状のもの)を常に追従させたいとする。この両者はBPで一つのアセットになっている。
このとき、パーティクルの位置はPositionOffsetで弾の先頭端に発生するように調整している。

実際のこのBPをレベルに配置する。
特にBPを回転させずに配置すると、BPで組んだ通りの見た目になる。

ただ、弾というのはいろんな方向に出るものである。弾BPを180度回転させると、パーティクルは付いてこない。
このときのPOCSはSimuration。


しかしPOCSをLocalにすると、パーティクルの位置は付いてくる。だが回転まではしない。


※ちなみにこういったケースでは通常はエミッタのプロパティのLocalSpaceにチェック入れれば解決する。

では、POCSをLocalにすることの使い道とはなにか。以下2点と考える。
・親と常に相対位置でパーティクルを発生させたいが、追従してほしくない(パーティクルをワールドに取り残したい)場合に有効
・リボンパーティクル(トレイル)で有効。
∟リボンであれば回転はあまり関係なく、位置さえ正しければ親が移動した方向に沿って伸びていくからである。