リアルタイムエフェクト制作において、マテリアルの知識を身に着けておくことはとても重要です。UE4だったらカスケードやナイアガラを覚えるのと同じくらい、エフェクトアーティストにとって重要な要素だと思います。
マテリアルを学習していくことで、ゲームエフェクト制作において実践的なスキルを身に着けられると言えます。
効率良くエフェクトを作れるようになったり、汎用的なマテリアルを作ったりすることでデータ容量を節約できます。エフェクトツールだけでは表現しえない便利な機能をマテリアル側に仕込むことができます。(エフェクトがカメラの手前に来たらフェードアウトさせるなど)。
また、ゲーム開発においては多数の人が多数のマテリアルを使うことになりますが、なるべく汎用的なマテリアルを作ることができれば、様々なエフェクトにそのマテリアルを適用でき、データ節約になるだけでなく管理が圧倒的に楽になります。
このシリーズでは、マテリアルを少しずつ考察しつつ、ゲームエフェクトにおけるマテリアルの最適解を探求していこうと思います。